梅雨を飲んで美味しくなると言われる鱧は、
ちょうど梅雨明けの7月に旬を迎えます。
海から遠い京の都は、真夏に海で獲れた魚を手に入れることが困難でしたが、
生命力の強い鱧は生きたまま運ぶことができたそうです。
生きのいい鱧は、職人による骨切りの技を得て、京の夏の馳走となりました。
夏の盛りにあえて熱いものを食し、体に溜まった熱を払う暑気払い。香ばしく焼き目をつけた鱧と旬の夏野菜をあわせ、爽やかな梅の香りが食欲を誘う盛夏の鍋をご用意しました。
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京の夏の味「鱧」を、色とりどりの夏野菜と取り合わせました。湯引きした鱧と特製の煮こごりに仕立てた鱧の子を主役に、上品な薄味に炊き上げた海老や、素揚げで旨みを閉じこめた茄子、ほどよい酸味のミディトマト、少し甘辛く煮た肉厚の椎茸、甘酢漬けでさっぱりといただく茗荷や蓮根など、それぞれの素材の風味を生かしてひとつひとつ丁寧にお支度しました。冷蔵庫でよく冷やしたお出汁のジュレをかけると、目にも楽しい冷製オードブルが完成。琥珀色のジュレを絡めた夏らしく涼やかな一皿は、おもてなしにもおすすめです。
鱧と梅肉の相性のよさを生かして、実山椒風味の鱧と南高梅の梅干しを一緒に炊き合わせました。ご飯にのせ熱いお茶を注いでいただきますと、ほどよい酸味が食欲をそそります。
上質の国産水稲米と、京の夏の味覚「鱧」を贅沢に使用し、ひとつひとつ心を込めて丹念に焼き上げました。鱧の身に細かく包丁を入れ、湯引きして花を咲かせた「鱧落とし」に見立て、素材の旨みと風味を大切にしながら、山椒と梅肉それぞれに味つけしました。
鱧山椒おかき(山椒おかき8個)
1,080円(税込)
鱧梅おかき(梅おかき8個)
1,080円(税込)