日本の国鳥でもあり、古来より貴重な食材として扱われてきた雉は鳥肉の中でも最高のものとされ、饗宴や貴族の膳に欠かせない食材でした。その雉を使い、長時間丁寧に旨みを引き出したスープを料亭の出汁に仕立て、また雉肉を雉つみれとして、季節の食材と合わせ一緒にお召し上がりいただきます。
野趣に富んだ鴨肉独特の味わいを取り合わせの妙で鍋料理に生かしました。合鴨肉と合鴨丸、季節の野菜をじっくり煮込んだおだしが京の食材に溶け合います。お鍋の〆として鴨の旨みが出たおだしに、蓮根麺を入れてお楽しみください。
秋の彩りとともに旨みを増すきのこと野菜を合わせて、上質の京都牛サーロインをお楽しみいただく鍋としました。きのこと野菜の旨み、霜降りのサーロインがもつ上品なお肉の味わいが、特製だしに溶け合って調和します。
秋の深まりとともに脂がのってくる穴子を、実山椒と一緒に合わせ醤油でやわらかく炊き上げ、旬の木の子と合わせました。生姜の香り、ピスタチオのほんのり甘くコクのある味わいとともにお楽しみください。
旬を生かした山海の幸を取り合わせ、料亭ならではの飯蒸しに仕立てて、香り高い朴の葉で姿よく包みました。レンジで温めるだけの簡単なひと手間で、お好きなときに熱々をお召し上がりいただけます。朴葉の香りとともに、華やかな彩りと出来立ての味わいをお楽しみください。
季節ならではの食材を取り合わせ、一品一品彩りよく仕立てました。小分けしてあり、冷凍で日持ちしますのでお好みやご都合に合わせてお楽しみいただけます。ほどよい酸味や辛みがさらに風味を引き立て、食欲をそそる味わいは酒肴にもおすすめです。
栗の風味をそのままにほどよい甘さの栗きんとんを夜空に浮かぶ満月に見立て、なめらかな小豆餡で包みました。切り分け方で変わる、お月様の風情をお楽しみください。