夏の朝、水面より清廉に咲く蓮の花につらなる蓮の根。古来より、生薬として、滋養ある食材として、大切に食されてきました。その蓮の根からとれる蓮粉と、和三盆糖蜜を丁寧に練り上げたとろりとした口あたりと、和三盆のやわらかな甘みをお楽しみください。
料亭で、お料理の締めくくりにお出ししていた生菓子。蓮根のでんぷんである蓮粉と、上品な甘みの和三盆糖を練り上げ、二枚の笹の葉でひとつひとつ優しく包み込みました。和三盆の優しい甘みと、蓮根のもちもちとした口あたりを爽やかな笹の香とともにお楽しみください。
ふわりと光るほたるの明かり。夏の夕べの笹に集う野辺のほたる狩りに見立てた羊羹。白小豆の抹茶餡の深い味わいと、香り高いほうじ茶の琥珀羹との取り合わせをお楽しみください。
希水は、笹とオオバコを主に、わずかに林檎の香りをつけた料亭の生菓子です。日本最古の物語「竹取物語」で翁が探し求める、不老長寿の妙薬の名をいただき、無病息災の願いを込めました。
数種の木の実や、自然の甘みが優しいドライフルーツに、山椒をしのばせ、歯ざわりよく寄せ固めました。ぴりりとした爽やかな実山椒の風味とともに、大地から生まれる多彩な味わいや香りが広がります。
上質の国産水稲米と京の夏の味覚<鱧>を贅沢に使用し、ひとつひとつ心を込めて丹念に焼き上げました。鱧の身に細かく包丁を入れ、湯引きして花を咲かせた「鱧落とし」に見立て、素材の旨みと風味を大切にしながら梅肉と山椒それぞれに味付けしました。
※すべて個包装
旬を生かした山海の幸を取り合わせ、料亭ならではの飯蒸しに仕立てて、香り高い朴の葉で姿よく包みました。レンジで温めるだけの簡単なひと手間で、お好きなときに熱々をお召し上がりいただけます。朴葉の香りとともに、華やかな彩りと出来立ての味わいをお楽しみください。
京丹後の丹後ちりめんは伝統産業「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」として日本遺産に登録されました。その丹後ちりめんの絹の糸作りに欠かせない〈蚕〉を育てる〈桑〉は京丹後に自生する植物のひとつです。その桑の葉を粉にして混ぜ込み、風味を大切に深みのある緑色に練り上げた「桑麺」を作りました。
季節ならではの食材を取り合わせ、一品一品彩りよく仕立てました。小分けしてあり、冷凍で日持ちしますのでお好みやご都合に合わせて楽しみいただけます。ほどよい酸味や辛みがさらに風味を引き立て、食欲をそそる味わいは酒肴にもおすすめです。
※数量限定につき早期販売終了の場合がございます。
カートに入れる京の夏の味「鱧」を、風味を生かした色とりどりの夏野菜と取り合わせました。琥珀色のジュレを絡めた夏らしく涼やかな一皿は、おもてなしにもおすすめです。
夏の盛りにあえて熱いものを食し、体に溜まった熱を払う暑気払い。香ばしく焼き目をつけた鱧と旬の夏野菜をあわせ、爽やかな梅の香りが食欲を誘う盛夏の鍋をご用意しました。〆は大根卸しをたっぷり絡めた蓮根麺を、熱々のおだしの旨みとともにお楽しみください。
祇園祭が近づくと、鱧の出番。手際よく骨切りした身を、 鱧のだしにすっと通して味わう鍋は、山葵、梅の香を添え、 夏のおもてなしに。
京都で育まれたお米を甘糀・味噌に仕込み、炊き上げたご飯に混ぜ合わせ仕上げた特製の米味噌糀に、サーモン、長芋、クリームチーズを漬け込みました。
白焼きで仕立てた国産の鰻を主役に、炊き立てあつあつをお楽しみいただく季節の炊き込みご飯。とうもろこしの甘みと、刻んだ唐納豆のほどよい塩気が、脂のりの良い鰻の旨みをさらに引き立てます。
ほろほろとするほどにやわらかく炊いた牛肉と、こりこりとした食感を楽しめる黒あわび茸を特製だしでじっくりと蒸し煮に仕上げました。お好みで、ぴりりとした爽やかな香り広がる「山椒香油」をかけてお召し上がりください。
古来漢方では滋養強壮の妙薬として用いられていたすっぽん。厳選したすっぽんを、長時間じっくりと煮て純粋な旨みを引き出し、醤油と生姜で風味をつけました。この季節には暑気払い、残暑御見舞の贈りものとしてもおすすめです。
熱の入り加減にこだわりながら蒸し煮込みにした上質の合鴨ロースを風味豊かな特製の「実山椒醤」でお召し上がりください。
粒ぞろいのちりめんを、上質の青さのりと炊き合わせました。そのままで、また、ぶぶあられを添えてお茶漬けに。上品な磯の香りと爽やかな風味をお楽しみいただけます。
小さめのちりめんを実山椒と一緒に炊き上げました。ちりめんのやわらかさと旨み、口中に広がる山椒の香りをお楽しみいただけます。
やや大きめの太ったちりめんじゃこを山椒と炊きました。大ぶりで噛み応えがあり、豊かな味わいです。
お好みで趣向を変えた楽しみ方も炊きたてのご飯はもちろん、お酒のおつまみ、お豆腐、サラダや温野菜のトッピング、パスタ、チーズトーストなどにも合います。