和久傳が年2回発行している冊子です。
文学、経済、科学、芸能など各界から毎号お一人ずつご執筆いただいて、それぞれが自由題。
ページを開いてどこからでもお好きに読んでいただけます。
特装本は、新潟の門出(かどで)和紙を手漉きしていただき、毎号美しい天然染めをほどこした表紙のフランス装丁です。
古来の和の手触りと色をお楽しみいただけたら幸いです。
<目次>
放心 梅原 猛
野生の熊がなぜ人里をうろつくのか 河合 雅雄
生まれつきそうすることになっているんだ 安野 光雅
コンピューター時代と食文化の未来 坂東 玉三郎
船村徹さんのこと 山折 哲雄
京の四季に思うこと 奥 正之
僧堂の思い出 小堀 月浦
古道 加藤 静允
紙と印刷 吉岡 幸雄
「森の中の家」安野光雅館のこと 安藤 忠雄
命の姿(二十)-蜜柑山からの海- 宮本 輝